Capture One を初めて使う場合、まず困ってしまうのがパネルの情報量の多さだと思います。
ここで、Capture One 特有の単語(バリアントやセッション)、調整のコピーの仕方がわからないなどで、使うのを諦めるという人もいるのではないでしょうか。
せっかく買ったCapture One 、使いこなせば圧倒的に便利です。
今回は、写真の取り込みから、大まかな出力までを実例でシリーズ化し、解説して行きたいと思います。
なお、すべてを網羅的に紹介すると覚えられないと思いますので、その都度使う機能に絞って説明していきます。
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Capture One の使い方 その1:写真の取り込みを実例で解説
Capture One Proを起動したときに、セッションまたはカタログを選ぶような表示が出てくると思うのですが、今回は「カタログ」で説明します。
セッションとカタログの違いについては、「Capture Oneのセッション、カタログの違いって?」の記事をご覧ください。
Capture Oneの使い方:写真の取り込み
ファイル…イメージのインポート
または、下矢印アイコンをクリックします。

すると、以下のような読み込み画面が出てきます。

Capture One を使い慣れるまで見るところは、
- オリジナル…写真の読み込み元
- 保存先…写真の保存先
- 右のイメージ…読み込もうとしている写真の一覧
だけで大丈夫です。
「サブフォルダ」を選ぶにチェックすると、今選んでいるフォルダの中に、さらにフォルダがあった場合、そのフォルダの中も参照します。
「重複を除外」にチェックを入れると、すでに保存されている写真と同じファイル名のものがあった場合、取り込まないようになります。
オリジナルパネル

写真の読み込み元を選ぶパネルです。
ソースをクリックすると写真の読み込み元が出てきます。
メモリーカードなどを挿していると、ここにメモリーカードも表示されます。
保存先

写真をどこに保存するか選ぶパネルです。
保存先をクリックすると、
- 現在の場所
- カタログ内
- フォルダを選択
と3種類出てきます。
「現在の場所」とは、写真を読み込むだけで保存先は変えません。
すでに、パソコンに保存されている写真をフォルダを変えずに読み込む場合に使います。
仮に、メモリーカードや外付けHDDを読み込み元にしている場合、「現在の場所」を選んでいると、メモリーカードや外付けHDDを外してしまった場合は「オフライン」状態となります。
オフライン状態になっても、プレビュー状態で一応編集作業(一部機能は無理)はできますが、Jpegなどへの書き出しができません。
カタログ内を選んだ場合、Capture Oneが自動作成する.catalogというデータベースファイルの中に格納されてしまいます。
- メリット…写真がフォルダごとに存在せずバラけないため、管理がしやすい
- デメリット…Capture One でしか写真を開くことができなくなる
というところでしょうか。
フォルダを選択では、パソコン上に保存するフォルダを自分で選ぶことができます。
一番良く使う選択項目なのではないかと思います。
上の添付画像の例では、2018というフォルダを選んでいるということで、2018フォルダの中に保存されます。
Capture One 側で2018フォルダ(選択フォルダ)の中に、さらに自動でフォルダを作る場合は「サブフォルダ」の中に記入します。
僕は「例20181208:イメージの年、イメージの月、イメージの日」の順番で、写真取り込み時に自動作成されるように設定しています。
設定の方法はサブフォルダ横の「…」をクリックし、項目をドラッグして作ります。
読み込む写真の一覧
読み込み元のフォルダ等を選択すると右側に写真の一覧が表示されると思います。
そのまま「すべてをインポート」をクリックすると、すべての写真の取り込み保存が始まります。
また、ShiftキーやCommandキー(win:CTRLキー)などで、取り込む写真の個別選択も可能ですので、使い分けてください。
取り込み完了
写真の取り込みが完了しましたら、「ライブラリパネル」を見てみましょう。
ライブラリパネルとはフォルダのアイコンのパネルですね。
今回は保存先フォルダを自分で選択しましたので、HDD内で階層表示になっています。
これを、カタログ内に保存を選んでいた場合は、「カタログ内」に表示されていきます。
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