Adobe Lightroom

Adobe LightroomとPhotoshopを無料で入手する方法「体験版じゃないよ!」

Adobe Lightroom Classic CC

AdobeではLightroomとPhotoshopが一緒になっている商品を「フォトプラン」として、月学980円(税別)~のサブスクリプション(毎月定額課金)で販売しています。今回は、そのフォトプランを無料で入手する方法について解説していきます。

今回の対象者は入門機以上の一眼レフまたはミラーレスカメラをお持ちで、パソコン版のAdobe Lightroom ClassicとPhotoshopが欲しい方です。

Adobe LightroomとPhotoshopを無料で入手する方法は2つある

一つは「体験版を利用する」、2つ目は「Adobe Stockに1年で300枚の写真またはイラストを登録する」です。1つ目の「体験版を利用する」は7日間限定の話になりますので、今回は割愛します。

実質使えるテクニックとしては2つ目の「Adobe Stockに1年で300枚の写真またはイラストを登録する」となります。それではそのやり方を解説していきたいと思います。

Adobe LightroomとPhotoshopを無料で入手できる仕組み

まず本題に入るために、Adobe LightroomとPhotoshopを無料で入手できる仕組みを理解しておきましょう。流れは以下となります。

  1. ストックフォトサイトAdobe Stockにアカウントを作る
  2. コントリビューター(投稿者)として300枚写真またはイラストを投稿する
  3. Adobe社から「フォトプラン」プレゼントのメールが届く
  4. メールの内容に従ってフォトプランを登録すると、Adobe LightroomとPhotoshopが無料で使えるようになる

それでは、それぞれの章を細かく解説していきます。

ストックフォトサイトAdobe Stockにアカウントを作る

Adobe LightroomとPhotoshopが無料で欲しいということは、きっとAdobe Stockを知らないという方がほとんどだと思いますので、Adobe Stockの解説から入ります。

Adobe Stockとは?副業にも人気の画像販売サイト

Adobe StockというのはAdobe社が運営するストックフォトサイトの事です。ストックフォトというのは投稿者がインターネット上で写真、イラスト、動画を販売することができる仕組みで、インターネットで写真の自動販売機ができるとあって副業としても人気が出ているジャンルですね。

日本では素材集と言ったほうが馴染みが深いと思います。広告やブログ、ホームページ制作、チラシ等の印刷物制作など幅広く使われています。

Adobe Stockを見ているとハイクオリティな写真(イラスト)が並ぶので、自分なんかが登録していいのだろうか?と気後れするかもしれませんが、今回の目的は「Adobe LightroomとPhotoshopを無料で入手する」こと

写真が売れるかどうかは別にし、審査に通ればOKというレベルで大丈夫ですので、気楽に取り組みましょう

Adobe Stockへのアカウント登録

Adobe Stockへのアカウント登録自体は簡単なのですが、一つ注意点があります。Adobe Stockには2つの立場があります。それは「画像の購入者」「画像の販売者」の2つなのですが、今回は「画像の販売者」としての登録となります。

Adobe Stock に飛んでもらうと、Adobe Stockの会員になるための料金プランが出てくると思いますが、これは「画像の購入者」向けの案内です。ページを一番下までスクロールすると見える「画像の販売」をクリックしましょう。

「今すぐ始める」をクリックすると、アカウント作成のための情報入力画面になると思いますので、情報を入力します。

するとAdobe社からアカウント確認のメールが届くと思いますので、承認すれば画像を投稿する画面に移行します。

「アセットをアップロードしてみる」をクリックすると、実際の登録画面に移行します。アセットと言うのは”資産”という意味なのですが、この場合は写真、イラスト、動画となります。ちなみに今後出てくるコントリビューターというのは”貢献社”という意味で、この場合は投稿者のことになります。

コントリビューター(投稿者)として300枚、写真またはイラストを投稿する

あとはひたすら画像を登録していくこととなります。300枚の登録ですが、審査が通ったものが300枚(審査通過率50%以上必須)になりますので、その投稿者の審査通過率にもよりますが300枚以上はアップロードすることになるでしょう。

アップロードの細かいノウハウは別の記事にまとめるとして、審査の注意点を箇条書きにしたいと思います。

  • 審査通過率50%以上必要…つまり無駄カットを大量に投稿するのは辞めましょう
  • ピントを合わせ、ブレていない…一見ピントが合っているように見えていても審査落ちすることがある
  • 写真のノイズに気をつける…暗いところで無理やり撮った写真は通りにくい
  • 誰でも撮れる写真は通りにくい…空や花など誰でも撮れる写真は独創性を持って結構きれいに撮影しないといけない
  • 通行人、看板などに気をつける…肖像権、著作権に引っかかるものは審査に通らない

それでは、どんな写真を撮ったらいいの?となるわけですが、手軽に300枚の投稿を達成する目的であれば、「人物」「壁」「小物」撮影がおすすめです。

  • 人物…家族や友人の日常のライフスタイル、手や足などのパーツ写真、スマホやペンなどの小物と絡めるとなお良い
  • …街を歩いていて出くわす、木目やコンクリートの壁など
  • 小物…自分がすでに持っているスマホやマウス、掃除道具など、日用品を使っているイメージ

このあたりを撮っているとすぐに300枚に到達すると思います。

Adobe社から「フォトプラン」プレゼントのメールが届く

投稿画像の審査通過枚数が300枚を超えても、こちら特に申請するようなこともなく、Adobe社から「Your Adobe Stock Contributor Bonus」という、特典メールが送られてきます。迷惑メールフォルダに入っていることがありますので、頻繁にチェックしましょう。

Adobe LightroomとPhotoshopが無料で使えるようになる

あとは届いたメールの内容に従って、特典コードの入力等を済ませれば、Adobe LightroomとPhotoshopが無料で使用できるようになっています。

僕はそもそもコンプリートプランを契約しているので、毎年フォトプランは余らせているのでもったいないです(涙)

今すぐAdobe LightroomとPhotoshopを使いたい人は、せめて最安値で購入しよう

以上の流れがAdobe LightroomとPhotoshopを無料で入手する方法になるのですが、この方法には問題もあります。おおよそお気づきだと思うのですが、

  • そもそもストックフォトで投稿する写真の現像、レタッチに必要
  • 入手までに結構時間がかかる

と言うことです。

そもそも現像ソフトを必要とせずjpgだけで完成してしてしまうような人は、紛れもなく写真撮影のベテランです。ストックフォトに通過するには、Lightroomで写真の明るさや、ノイズ量の調整、Photohopでロゴやゴミを消したりといった作業も出てきます。

また、今すぐ現像ソフトが必要な人にとっては、Adobe Stockへの300枚の登録は気の長い話です。

Adobe LightroomとPhotoshopがセットになっているフォトプランは最安値で月額980円~(税別)です。基本的に1年契約で、年間でも11,760円(税別)ですので、1年分の使用料が短期バイト1~2日で買えてしまう金額です。

【履歴書不要・短期バイト】エキストラスタッフ急募!

 

面接なしですぐに働ける!短期バイト情報満載

1年目はフォトプランを購入してしまい、その年でAdobe Stockに300枚を投稿し、2年目以降Adobe LightroomとPhotoshopを無料にしてしまうというのが現実的な戦略となります。

では、もう購入してしまいたい!という場合、最安値で買えるところはどこなのか、まとめました。

Adobe LightroomとPhotoshopが一緒になった「フォトプラン」が最安値で買えるところ

結論から先にいうと、Adobeの公式サイトで買えるフォトプランの「20GBクラウドストレージ」月額980円(税別)の方を購入することです。

フォトプラン自体はAmazonでも販売しているのですが、「1TBクラウドストレージ」のものしか販売しておらず、Adobe LightroomとPhotoshopが使いたいだけの人にとっては割高な商品と言って良いでしょう。

フォトプランのストレージ20GBと1TBって何?

フォトプランの商品内訳は

  • Adobe Lightroom
  • Adobe Photoshop
  • クラウドストレージ20GBまたは1TB

となっており、20GB版でも1TB版でもLightroomとPhotoshopの機能に違いはありません。

違いとなるのは、インターネット上のオンラインストレージが20GB(ギガバイト)であるか1TB(テラバイト)あるかの差です。このオンラインストレージはLightroomとPhotoshopを使うのに必要かと言われれば必要ありません

普段、自分のパソコンやスマホに画像が保存されていると思うのですが、それをインターネット上に保存できるよ。というだけのことですので、使わない人には全く必要のないものとなります。

※1TB=1000GB

逆にオンラインストレージが必要な人は?一般ユーザーにはメリット薄い

複数箇所に写真の作業拠点(事務所など)があり、それぞれが高速なインターネット環境で繋がっているような人は導入してもいいかもしれません。

現像ソフトを導入するということは写真をjpgではなくRAW形式で撮影するようになると思うのですが、RAW画像が1枚20MB(メガバイト)だとして、1000枚オンラインストレージに転送しようとすると20GBに達してしまいます。

20GBの転送をポケットWi-Fi等で行うと、物もによりますが一瞬で上限値に達してしまいます。そして仮に固定の高速回線であったとしてもかなりの転送時間を要してしまうため、特殊な環境にある人以外は実用的ではないと感じています。

正直な話、メモリーカードにコピーして持ち歩いたほうが色々と早いです。

ということで、Amazonでは販売していない、Adobeの公式サイト限定の「フォトプラン20GB」が最もコスパが良い選択となります。

Adobe LightroomとPhotoshopを無料で入手する方法まとめ

Adobe LightroomとPhotoshopを無料で入手する現実的な方法としては、

  • ストックフォトAdobe Stockに300枚の写真を登録する

という方法があるのですが、ある程度の期間が必要になってくるため、とりあえず1年目は、

  1. Adobeの公式サイト限定の「フォトプラン20GB」を購入してしまい、LightroomとPhotoshopwを使い、その年でAdobe Stockに300枚投稿をする
  2. 特典で手に入れたフォトプランを使い、2年目以降を無料にする

という方法がれる最善の策となります。