2020年5月にCapture One Pro 20 のマイナーアップデートが行われました。
すでに最新のCapture One Pro 20、Capture One for Sony、Capture One for Fujifilmを持っている方は無料でアップグレードできます。
それでは、どのへんがアップグレードされたのか見ていきましょう。
修正ブラシ・クローンブラシ

従来のCapture One Pro 20にも修正ブラシ、クローンブラシはあったのですが、よりLightroomっぽくなりました。
従来までは「レイヤーを追加→調整から修正(クローン)を選択→ブラシを選択」という工程を踏まないといけなかった修正ブラシ・クローンブラシですが、今回のバージョンアップでクイックアクセスが出来るようになりました。

上の画像の絆創膏アイコンが修正ブラシ、スタンプアイコンがクローンブラシなのですが、このアイコンをクリックするだけで即マスクを描けます。
便利になりました。
さらに従来の修正・クローンブラシは実質的に、ブラシ1描写ごとにレイヤーを新規で作らないと不都合がある仕様だったのですが、今回は同じレイヤーの中にいくつでもブラシを描いても問題がない仕様に改善されています。
テキストでは伝えにくので動画を見てもらえば一目瞭然ですね。
写真のビフォーアフターツール

今までCapture One Pro を使っていてずっと思っていました。
なぜ、写真のビフォーアフターが表示できないのだろうかと…
ようやくビフォーアフターツールが導入され、使いやすくなりました。
Lightroomのカタログのインポート

Lightroomのカタログのインポートが強化されました。
Capture One Pro 20はLightroomユーザーからの乗り換えをかなり意識していますので、バージョン12から20へのバージョンアップと同様にLightroomユーザーが迷わないように変更が加えられています。
従来でLightroomカタログの読み込みはできたのですが、Lightoomのフォルダ構造、コレクションまでも再現できるようになっています。
Nikon製カメラのカラープロファイルの再現
Capture One Pro といえば、富士フイルム製のカメラのフィルムシミュレーションの再現度はかなり高いと思うのですが、Nikon製カメラのカラープロファイルにも対応しました。
STANDARD、VIVID、NEUTRAL、LANDSCAPE、MONOCHROME
に対応しています。
以上が、今回のCapture One Pro 20のマイナーアップデートの内容となります。
